[ワシントン 2日 ロイター] – 米政府は2日、イラン核合意について、同合意の再建を国際原子力機関(IAEA)の査察と結びつける案を拒否する姿勢を示した。
ホワイトハウスのジャンピエール報道官は「核合意の再建と、核拡散防止条約の下での法的義務に関する査察の間にいかなる条件も付けるべきではない」と述べた。
イランのアブドラヒアン外相は8月31日、欧州連合(EU)の仲介で交渉が進められているイラン核合意の再建について、米国の一段と強い保証が必要とすると同時に、イランの核開発プログラムに対するIAEAの「政治的動機に基づく調査」が停止される必要があるとの立場を示した。