[イスタンブール 17日 ロイター] – トルコのエルドアン大統領は、中国とロシアが主導する上海協力機構(SCO)への加盟を目指していると述べた。トルコのメディアNTVなどが17日報じた。

エルドアン氏は、ウズベキスタンで開催されたSCOサミットに出席した後、「サミット参加国との関係は、この一歩によって大きく異なるものになる」と記者団に発言。それはSCOへの加盟を意味するのかと問われると、「もちろん、それが目標だ」と答えた。

SCOには中国、ロシア、インド、パキスタン、イラン、キルギス、タジキスタン、カザフスタン、ウズベキスタンが加盟する。トルコは現在、SCOの対話パートナーだ。

サミットでの二国間協議の中で、エルドアン氏はロシアのプーチン大統領と会談した。同氏は、トルコとロシアはトルコ南部のアックユに建設中の原子力発電所を巡る問題を解決する合意に達したと述べた。