[ワシントン 13日 ロイター] – 2021年1月6日に起きたトランプ前大統領支持者による米議会襲撃を調査する下院特別委員会は13日、トランプ氏に対し宣誓証言を命じる召喚状を出すことを決定した。

民主党議員7人と共和党議員2人による投票結果は、9対0で全会一致だった。トランプ氏が従わない場合は刑事告発される可能性がある。

トランプ氏の代理人のコメントは得られていない。

召喚状を拒否した場合、連邦法で罰せられる可能性がある。トランプ氏の側近だったバノン元首席戦略官が召喚状を拒否した際、特別委は、議会侮辱罪で刑事訴追するよう司法省に要求。バノン元首席戦略官は起訴され、有罪評決を受けた。一方、元首席補佐官のマーク・メドウズ氏については訴追を断念した。

特別委がトランプ氏に対しても訴追の要求に踏み切るかどうかは不透明。