[ニューヨーク 21日 ロイター] – 米ヘッジファンドのグリーンライト・キャピタルを率いる著名投資家デービッド・アインホーン氏は21日付の書簡で、実業家イーロン・マスク氏によるツイッター買収は「当初合意した価格かそれに近い価格で成立する」と予想していると述べた。
マスク氏と以前から交流のあるアインホーン氏は、米デラウェア州裁判所での訴訟が「ツイッターにとって良い方向に進んでいる」と考えていると指摘。「いずれにせよ、買収は当初合意した価格(1株当たり54.20ドル)か、それに近い価格で成立するとみている」とした。
グリーンライトはツイッター株を保有しており、平均取得価格は37.24ドル。21日午前のツイッター株価は50ドル。
ただ、アインホーン氏によると、ツイッターへの投資は「本質的に短期的」であり、マスク氏によるツイッター買収が決まれば保有株を売却するという。