[東京 27日 ロイター] – 松野博一官房長官は27日午後の会見で、北朝鮮がすでに弾道ミサイルに核兵器を搭載するために必要な小型化を実現しているとの見解を示した。
その上でさらなる小型化の実現については、回答を控えるとした。
松野官房長官は、北朝鮮が日本を射程に収める弾道ミサイルに「核兵器を搭載して攻撃するために必要な小型化や弾道化などはすでに実現しているとみられる」と述べた。
北朝鮮がさらなる核実験を通じ、核兵器の一層の小型化を追究するとの指摘があることは「承知している」と語った。ただ、それ以上の詳細については回答を控えるとした。
また、北朝鮮の軍事的な行動に関し「今後、核実験を含めさらなる挑発行動に出る可能性はあると考えられる」としつつ、実際に実験を行う時期などの具体的な回答は控えると語った。