[ヌサドゥア(インドネシア) 14日 ロイター] – ロシアのラブロフ外相は14日、心臓の問題で病院に搬送されたとするAP通信の報道を否定し、西側報道機関は虚偽の報道をすると非難した。

APはインドネシア政府関係者の話として、ラブロフ外相が20カ国・地域(G20)首脳会議出席のためバリ島に到着した後、病院に運ばれ、心臓疾患の治療を受けたと伝えた。

この報道について質問されたラブロフ氏は、欧米のジャーナリストは10年前からプーチン大統領が病気だと虚偽の記事を書いてきたと指摘し、「欧米ジャーナリストはもっと真実を書く必要がある」と述べた。

コステル・バリ州知事はロイターに、ラブロフ氏が「健康診断」のために島内の病院を訪れたとし、「健康状態は良好で、検査後、すぐに病院を出た」と語った。