[アルホル 20日 ロイター] – サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会は20日、アルホルで開会式を行い、中東で初めての開催となる大会が幕を開けた。
カタールのタミム首長は「カタール、そしてアラブの世界から、皆様を2022年W杯に歓迎します」と宣言。「人々がそれぞれの違いを脇にやり、多様性と一体感を祝福できるのは何と素晴らしいことなのでしょうか」と述べた。
その後、カタールのベドウィン(アラブの遊牧民族)のルーツをモチーフとしたテント型のアルベイト競技場の屋根から花火が打ち上げられた。
開会式には米俳優モーガン・フリーマンさんも参加。「どうすればこれほど数多くの国、言語や文化が一つになれるのだろう」と、観客に多様性の大切さを訴えた。
また、開会式には韓国の音楽グループ「BTS」のジョングクさんも登場。地元カタールの歌手と共に、大会公式ソング「Dreamers」を披露した。