[東京 22日 ロイター] – 木原誠二官房副長官は22日午後の会見で、文春オンラインが昨年衆院選で岸田文雄首相の収支報告書に宛て名なしの領収書が添付され公職選挙法違反の疑いがあると伝えたことに関し、詳細を把握していないと述べた。

木原副長官は「報道については承知している」としながらも「詳細については把握していない状況である」と述べ、それ以上のコメントはしなかった。

文春オンラインは、昨年10月の衆院選に関する岸田首相の「選挙運動費用収支報告書」に宛て名と但し書きが空白の領収書94枚が添付されていたと伝えた。公選法に違反する疑いがあると指摘している。