タス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は3日、ロシアが侵攻を経て占領中のウクライナ東・南部について、プーチン大統領がいずれ訪れることになると改めて強調した。占領地が「ロシアの一地方」で問題はないという認識を示した。訪問を強行すれば、ウクライナが猛反発するのは必至だ。
ペスコフ氏は11月上旬に東部ルガンスク州を訪問直後、プーチン氏も適切な時期に訪れるとの認識を示していた。9月の一方的な「併合」宣言後、政権高官による占領地視察が増えており、プーチン氏の側近でモスクワのソビャニン市長も今月2日、ウクライナの前線に展開するロシア軍部隊を慰問したと明らかにした。
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