[ブリュッセル 15日 ロイター] – 欧州連合(EU)首脳らは15日、ボスニア・ヘルツェゴビナを「加盟候補国」として正式に認めることで合意した。
EUは、ロシアのウクライナ侵攻を受けて西バルカン地域の情勢も不安定になることを警戒し、加盟に向けた動きを加速させている。
ボスニアは2016年にEU加盟を申請したが、加盟に向け必要な改革が送れている。
ミシェルEU大統領は「ボスニア・ヘルツェゴビナはきょう、候補国の地位を与えられた。国民への強いシグナルであると同時に、新たな改革を実行することへの明確な期待でもある」とツイッターに投稿した。
ボスニアは、アルバニア、モルドバ、北マケドニア、モンテネグロ、セルビア、トルコ、ウクライナなど同様に加盟候補国となった。EUの法律に準拠した国内法の整備などが今後必要となり、加盟にはさらに時間がかかるとみられる。