[東京 19日 ロイター] – 日本生命保険は2023年度の賃上げについて、全国の営業職員約5万人の給与水準を7%程度引き上げる方針だ。総額100億円を上回る規模の資源を投じる。同社広報部が19日、明らかにした。
広報担当者は「顧客本位の業務運営実現に向けた販売改革やコロナ禍で激変する営業活動に取り組む職員に報いる観点から主体的に検討し、賃上げ目標5%程度という連合の方針に影響を受けたわけではないが、結果的に同目標を上回る水準になった」と説明している。
内勤職員約2万人についても、労働組合の要請も踏まえて賃上げする方向で検討しているという。