[フランクフルト 16日 ロイター] – 独業界団体、エネルギー水道事業連合会(BDEW)と太陽エネルギー・水素研究所(ZSW)によると、2022年に同国のエネルギー消費に占める再生可能エネルギーの割合は46.9%と、前年の42.0%から4.9%ポイント上昇した。強い日照と風速が確保できたことが背景という。

電力消費全体では前年比3.1%減の5465億キロワット時(KWH)。一方発電量は1.9%減の5740億KWHとなった。

風力、太陽光、水力、バイオマス、廃棄物、地熱を含む再生可能エネルギーによる発電量は2562億KWH。

エネルギー別では、陸上風力が990億KWH(9.3%増)、太陽光が623億KWH(21.2%増)、バイオマスが468億KWH(2.9%)増、海上風力が250億KWH(2.6%)増などとなった。

残りは、原子力、石炭、天然ガスによる従来型の発電が占めた。