【ソウル時事】韓国最大野党「共に民主党」の李在明代表は28日、ソウル近郊・城南市長時代の都市開発を巡る背任などの容疑に関し、検察に出頭して取り調べを受けた。李氏は複数の疑惑を追及されているが、都市開発疑惑は「本丸」。起訴されれば党内に動揺が広がりそうだ。
李氏は10日、市のサッカーチームへの協賛企業に便宜を図った疑いで聴取されたばかり。今回は、大規模都市開発で、李氏周辺と癒着した民間業者側に有利な事業設計をし、開発を手掛ける事業体への出資割合をはるかに超える利益を民間側にもたらした疑いなどが持たれている。