[東京 15日 ロイター] – 日本政府観光局(JNTO)が15日発表した2023年1月の訪日外国人客数は149万7300人(推計)だった。新型コロナウイルス流行前の19年同月比では44.3%減だったが、12月からは約12万人増えた。例年1月は欧米市場を中心に閑散期にあたるが、旧正月などの影響で東アジア(韓国・中国・台湾・香港)の訪日客は100万人を超えた。

国・地域別では韓国が56万5200人で引き続き全体の3分の1を占め、19年比では27.5%減少した。次いで台湾の25万9300人、香港の15万1900人、米国の8万8100人。

中国は19年比で95.9%減の3万1200人にとどまった。日本行きの海外旅行に関する制限措置や帰国時の入国制限の継続、日本側の水際規制などが影響した。