[ワシントン 17日 ロイター] – 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は17日、現在、ブリンケン国務長官が中国を訪問するには「適切な時期ではない」と述べた。

また、政府は中国の習近平国家主席との会談を正式に要請していないと表明。中国の気球は米国に極めて現実的で具体的な脅威をもたらしたとの認識を示しながらも、米政府は他の国に対し中国の高高度の気球に対する行動を起こすよう求めていないとした。

バイデン米大統領は前日、米軍が今月初めに撃墜した偵察気球について、中国の習近平国家主席と協議したいと述べた。