[26日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、東部でロシア軍との戦闘を指揮する軍の上級司令官を解任した。理由は明らかにしていない。
解任されたのは、東部ドンバス地域で戦う統合軍のエドアルド・モスカリョフ司令官。
ゼレンスキー大統領は24日の演説で、自身が話をした軍司令官の1人としてモスカリョフ氏の名前を挙げていた。同氏は侵攻開始直後の昨年3月から同職を務めてきた。
統合軍のフェイスブックやツイッターで、解任について言及はない。
ロシア軍はドンバスを構成する東部2州の掌握に総力を挙げており、ゼレンスキー大統領は東部の戦況について、困難で苦しい状況だと述べている。
ウクライナ軍参謀本部はフェイスブックへの投稿で、ロシア軍が26日に東部の要衝・バフムト周辺で複数の攻撃を仕掛けたが、失敗したとしている。