[ニューヨーク 21日 ロイター] – 金融大手の首脳が21日から2日間の日程でワシントンで開催する四半期ごとの会合で、中堅銀行ファースト・リパブリック・バンクを巡り協議すると、関係筋が明らかにした。

JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)やバンク・オブ・アメリカのブライアン・モイニハンCEOらの参加が予定されているという。

これに先立ち、JPモルガンのダイモンCEOは、ファースト・リパブリック・バンクの売却が近いうちに実現しない場合、新たな資本調達または連合体による買収に向けた協議を主導していると、CNBCが報じていた。

報道によると協議は1─4カ月の期間で行われるという。

ファースト・リパブリックの株価は財務の健全性を巡る懸念から数日間にわたって急落し過去最安値を付けていたが、この日は37%高となっている。

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