[ニューヨーカー 23日 ロイター] – トランプ前米大統領が不倫関係にあったポルノ女優に口止め料を支払ったとされる疑惑で、ニューヨーク州マンハッタン地区の大陪審によるトランプ氏起訴を巡る判断は早くても来週まで先送りされる見通しとなった。

複数のメディアによると、大陪審は23日、前日に続き審理を開かなかった。

また、マンハッタン地区検察は23日、トランプ氏が週末に自身が21日にも逮捕されると予告したことによって誤解を呼んだほか、共和党議員らをあおり、疑惑を巡る進行中の捜査を妨害しようとしたと非難した。

米下院共和党の3委員長は20日、トランプ氏が起訴される可能性を巡り反転攻勢の構えを見せ、マンハッタン地区検察のアルビン・ブラッグ検事に対する調査を開始した。