[23日 ロイター] – ロシアのノバク副首相は23日、ロシア産天然ガスをモンゴル経由で中国に輸送するパイプライン「シベリアの力2」を通じた供給契約を年内に締結したい考えを示した。タス通信が報じた。
シベリアの力2は中国に年間500億立方メートルのロシア産天然ガスを供給する能力を持つ。ロシアは欧州に代わる主要なガス供給先として中国に注目している。今週初にロシアを公式訪問した中国の習近平国家主席とプーチン大統領との会談でも議題となった。
タス通信によるとノバク氏は「現在、ロシア国営ガスプロムと中国石油天然ガス集団(CNPC)との間で契約条件がまとまりつつある。年末までに合意に達し、契約に署名すると確信している」と述べた。