[ワシントン 22日 ロイター] – 米国防情報局(DIA)のスコット・ベリエ長官は22日、現在行っている米韓軍事演習中に北朝鮮が核実験を行う様子は見られないとしつつ、警戒を続けていると述べた。
米当局者らはこの1年近く、北朝鮮が2017年以来初めて核実験を再開する可能性があると警告している。
長官はDIA本部で記者団に対し、23日に終了する米韓軍事演習「フリーダム・シールド(自由の盾)」に合わせて北朝鮮が核実験を実施する可能性があったと説明。ただ、「彼(金正恩朝鮮労働党総書記)は自分の好きな時に、好きな場所でその栓を抜くだろう。それが極めて注意深く監視していることだ」と語った。