[東京 27日 ロイター] – 岸田文雄首相は27日の参院本会議で、放送法に関する総務省の行政文書を巡る高市早苗経済安全保障担当相の罷免要求に対し「引き続き国会審議に真摯(しんし)に対応し丁寧に説明をしてもらいたいと考えており、罷免する理由はない」と述べた。森本真治議員(立憲)に対する答弁。

岸田首相は24日の参院予算委員会では、文書の正確性について引き続き議論していかなければならない段階だとし、「その段階でいきなり更迭うんぬんというのは、あまりに論理が飛躍しているのではないか」と語っていた。