[ソウル 29日 ロイター] – 韓国大統領の側近である大統領府国家安保室長の金聖翰氏が29日、辞任を申し出たと明らかにした。尹錫悦大統領の訪米を来月に控える中での辞任となる。
一部メディアは、尹大統領訪米の調整上の問題で国家安保室長が交代する可能性があると報じていた。
大統領府が公表したメッセージで金氏は、米国との同盟関係回復、韓日関係改善の土台を築いた後は学界に戻りたいと考えていたと説明。
また、後任がスムーズに引き継げるよう、尹大統領の訪米準備は万全を期していると述べた。
聯合ニュースによると、尹大統領は後任に趙太庸駐米大使を指名した。