[5日 ロイター] – 5日の取引で人工知能(AI)関連銘柄が総じて下落。空売り筋が個人投資家に人気の米C3.aiの会計問題を指摘したことが引き続き嫌気されている。

C3.aiの株価は一時12%超下落。4日の取引でも急落し、時価総額の約4分の1が吹き飛んだ。

空売り投資で知られるケリスデール・キャピタルは監査法人に宛てた書簡を公表し、C3.aiには「深刻な会計および開示の問題」があり、空売りしていると明らかにした。

その他のAI関連銘柄ではタイのセキュリティ企業ガードフォースAIが18%超、分析企業ビッグベアAIが16%超、音声AIプラットフォームサービスを提供するサウンドハウンドAIが10%超それぞれ下落した。

また、バイデン米大統領は4日、AIが危険かどうかはまだ分からないとしながらも、ハイテク企業には製品を公開する前に安全性を確認する責任があると述べた。