[ダブリン 13日 ロイター] – バイデン米大統領は13日、訪問先アイルランドの議会で演説した。同国出身の祖先を持つバイデン氏は、祖先の国に「私は戻ってきた。もっと長く滞在できれば」と語り、拍手喝采を浴びた。

バイデン氏は北アイルランド和平合意から25年の節目に合わせて北アイルランドを訪問。12日には北アイルランドの自治政府による共同統治の復活を訴えた後、国境を越えてアイルランドに入り、ヒギンズ大統領と会談した。

バイデン氏はアイルランド議会で演説した4人目の米大統領となった。これまでにケネディ、レーガン、クリントンの各元大統領が同国議会で演説している。演説後にはダブリン城で晩餐会が開かれた。

バイデン氏は14日にはアイルランド西岸の町で祖先の子孫と面会する。同国訪問を締めくくる演説も予定している。