[ロンドン 14日 ロイター] – 英国防省は14日、日本・イタリアとの3カ国による次期戦闘機共同開発計画の次の段階に8億ドル超を振り向け、主要な契約を英航空・防衛大手BAEシステムズに発注したと発表した。
日英伊は昨年12月、次期戦闘機を共同開発することで合意し、「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)」を立ち上げた。日本が米国以外と武器を共同開発するのは初。
ウォレス英国防相は「将来の戦闘機向け資金の次のトランシェは、2035年までに世界をリードする戦闘機を提供するために、欧州と太平洋の国際パートナーとわれわれが持つ複合技術や専門知識を融合するのに役立つ」と述べた。
BAEシステムズは6億5600万ポンド(8億2200万ドル)の契約を獲得。この契約にはプロジェクトパートナーのレオナルドUK、MBDA UK、ロールスロイスUKが担当する開発も含まれる。