- ライス国内政策会議委員長の勤務は5月26日が最後-政権高官
- バイデン氏はホワイトハウスの内外からライス氏の後任検討へ-高官
バイデン米政権で内政を統括する国内政策会議(DPC)のスーザン・ライス委員長が退任する。ホワイトハウスが24日発表した。
ライス氏は幅広い政策課題を監督し、移民や南西部国境など一部の問題では論争のただ中に身を置いた。バイデン大統領は声明で、ライス氏ほど「有能で、米国民のために重要なことを成し遂げる決意を持った人物はいない」と述べ、ヘルスケアや銃乱射、学生ローン負担軽減、移民など政権の重要議題での同氏の功績をたたえた。
ライス氏の勤務は5月26日が最後になると政権高官が明らかにした。バイデン氏はホワイトハウスの内外からライス氏の後任を検討することになるという。
同氏が政権を去る計画については、NBCニュースが先に報じていた。
原題:Biden Domestic Policy Adviser Susan Rice to Leave White House(抜粋)