[アンカラ 25日 ロイター] – イラン、ロシア、シリア、トルコの国防相および情報当局トップが25日、モスクワで会談を実施した。トルコとロシアはトルコ・シリア間の関係再構築に向けた取り組みの一環として建設的だったと発表した。

トルコとロシアの国防省はそれぞれの声明で、国防省および情報当局トップがシリアの安全保障の強化とトルコ・シリア間の関係正常化について協議したと表明。4カ国はいずれも、シリアの領土保全やシリア難民の迅速な帰国に向けた取り組みを強化する必要性を再確認したとした。

シリア国防省によると、今回の会談では、シリアの近隣諸国との貿易復活につながる戦略的な高速道路の開通のほか、シリアからのトルコ軍撤退について話し合われたという。