▽米副大統領とNEC委員長、債務不履行なら景気後退入りと警告<ロイター日本語版>2023年5月19日4:18 午前
[ワシントン 18日 ロイター] – 米国のハリス副大統領とブレイナード国家経済会議(NEC)委員長はは18日、米国が債務不履行(デフォルト)となった場合は景気後退に陥ると警告を発した。
民主党活動家らを対象とした電話会議で参加者に対し、議員に接触して債務不履行への反対を表明するよう促した。
ハリス氏は「債務不履行は不況の引き金になりかねない」と述べた。
ブレイナード氏は、バイデン政権の目標は共和党との協議で合理的な超党派の合意に向けて努力することだと指摘。交渉団は連邦債務上限引き上げと引き換えの医療保障引き下げなど市民生活の困窮につながりかねない共和党側の提案には同意しないよう指示されているとした。
ホワイトハウス当局者によると、政権側と共和党の交渉担当者は共通点を探るため18日も協議を行い、19日に再協議を予定している。
シューマー上院院内総務(民主党)は、採決に備えて上院議員は来週の休会から24時間以内にワシントンに戻れるよう準備しておくべきだと述べた。
また、下院と上院双方の通過に必要な票を得られる超党派法案が最善の道だと共和党が認識したことを歓迎するとした。
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