[ベルリン 24日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)のパネッタ専務理事は「デジタルユーロ」について、3─4年以内に開始する可能性があるとの見解を示した。紙幣は需要がある限り利用できると述べた。

仏紙レゼコーのインタビューの内容をECBが24日公表した。

デジタルユーロを他の中銀デジタル通貨(CBDC)と相互に運用できるよう、ECBは米、英、スイス、カナダ、日本、スウェーデンの中銀と緊密に連携している。

パネッタ氏は「われわれは進捗状況を比較する初期の段階にある」とし、さらに作業する必要があると述べた。

「相互運用性は望ましいが、機密保持に関する各国の規則が異なればより困難なものになる」と指摘した。