[北京 24日 ロイター] – 中国外務省の毛寧報道官は24日、北大西洋条約機構(NATO)が日本に連絡事務所を設置する計画について、アジア太平洋地域は歓迎していないと述べた。

記者会見で「アジア太平洋は集団的な対立を歓迎せず、軍事的な対立も歓迎しないと言いたい」とした。

また、日本は「侵略の歴史」があるため「軍事的安全保障の問題では特に慎重になるべき」とも述べた。

岸田文雄首相は24日の参院本会議で、日本がNATOの加盟国・準加盟国になる計画はないと語った。NATOは日本に事務所設置を検討しているが、決定したとは承知していないともした。