[デトロイト 26日 ロイター] – 米通商代表部(USTR)は26日、タイ代表が中国の王文濤商務相と会談し、米中通商関係の重要性について議論したほか、中国の国家主導の経済政策に対する不満を提示したと発表した。
声明によると、タイ代表は会談で、米中間のオープンな対話ラインを維持することの重要性を指摘。「タイ代表は、中国による国家主導の非市場的な経済・貿易政策によって引き起こされた重大な不均衡に対処する必要性を強調した。また、中国に進出している米国企業に対する中国の措置についても懸念を示した」とした。
今回の会談に関し、在ワシントン中国大使館からのコメントは得られていない。
前日にはレモンド米商務長官と王氏がワシントンで会談し、通商政策や投資を巡り互いに懸念を表明した。