[北京 12日 ロイター] – 中国外務省の汪文斌報道官は12日の定例会見で、同国がキューバにスパイ活動の拠点を設けているという米国の主張は「偽情報」で、米政府とメディアは「矛盾した情報」を流したと非難した。

「米政府とメディアが2日間にわたって、この疑惑とされるものについて矛盾した情報を大量に流すのを目にした。これは『自己矛盾の米国』を示すものだ」と語った。

「(キューバは中国の)誠実な友人だ」とし、両国の間に米国がくさびを打ち込むことはできないと述べた。

ブリンケン米国務長官は今週中国を訪問する予定だが、汪氏は情報は何もないと語った。

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