[北京 13日 ロイター] – 中国外務省は13日、米国が度を越して国家安全保障の概念を拡張し、国際貿易の法規制をないがしろにしていると主張、米国はもはや「ヒステリー」状態に陥っていると述べた。

米政府は12日、中国軍パイロットの訓練など、米国の国家安全保障を脅かす活動に関与したとして43の団体・企業を輸出規制の対象に加えた。

中国軍パイロットを訓練したとされる警備・航空会社フロンティア・サービス・グループや、中国軍のパイロットを訓練するため元英国軍のパイロットを雇ったとして英当局が調査を進めている南アフリカの航空学校などが輸出規制の対象となった。