[ヨハネスブルク 13日 ロイター] – 南アフリカのラモクゴパ電力相は13日、記者団に対し、同国の深刻な電力危機を終結させるため、中国に支援を要請する方針を示した。手頃な太陽光パネル、風力タービン、バッテリーストレージなどの機器や再生可能エネルギー技術の提供を中国に求める。
南アフリカは日常的に起きている停電を減らしたい意向だが、特に太陽光を中心とする再生可能エネルギーの発電能力拡大も試みている。ラモクゴパ氏は「機器の供給を巡る問題を解決するため、中国に支援を期待している」と語った。
ラモクゴパ氏によると、同国は合計66ギガワット規模の風力および太陽光の発電プロジェクトを計画している。そのうち5500メガワット余りの発電施設は2026年までに稼働する予定だ。
さらに同氏は、向こう数週間以内に中国との関係を構築するため中国に代表団を派遣すると明らかにした。