[ワシントン 4日 ロイター] – 米ホワイトハウス内で2日に発見された白い粉はコカインであることがワシントンの消防署によって確認された。関係筋が4日明らかにした。発見後には、ホワイトハウスの一部が一時閉鎖されていた。
関係筋によると、コカインはホワイトハウスのウエスト・ウイングで発見された。それ以上は明らかにしていない。
ウエスト・ウイングは大統領官邸の西側に隣接する建物で、大統領執務室や閣議室、定例記者会見室のほか、大統領顧問やスタッフのオフィスなどがある。通常、数百人が出入りしている。
発見時、バイデン大統領はホワイトハウスに滞在していなかった。
米政府要人の警護などを行うシークレットサービスの広報担当者は声明で、2日夕に「未確認の物体」が発見されホワイトハウスの一部が閉鎖されたと説明。侵入経路や原因について調査中という。
別の関係筋によると、白い粉はシークレットサービスの巡回中に発見された。