[10日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)のバー副議長(金融規制担当)は10日、インフレの2%回帰に向け、金利は適切な水準に近づいているものの、FRBには「なお幾分やるべきことがある」という認識を示した。
インフレ抑制に向け金利が今後どの程度上昇する必要があるかという質問に対し、バー氏はFRBがインフレ面で多くの進展を遂げたとしつつも、インフレは高すぎると指摘。また、金利に関するFRBの最近の決定は、慎重に行動するプロセスの一環と説明した。
バー氏は「前回の会合で、多くの参加者がもっとやる必要があると考えていたことが確認されたと思う。データに非常に依存しながら会合ごとに入手されるデータを見ながら行っていく」とした。