Michael Tobin

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場を監督するクレジットデリバティブ決定委員会(CDDC)は、中国不動産開発大手の碧桂園によるドル建て債利払いの不履行がCDS発動の事由に該当するか判断を求められた。

  碧桂園は9月17日が期日だったドル建て債(表面利率6.15%)の利払い1540万ドル(約23億円)を履行せず、30日間の猶予期間も先週で終了した。

  碧桂園は先週、ブルームバーグ・ニュースに対し、オフショア債の支払いを全て期日通りに履行するとは見込んでいないと回答。それ以降、同社は沈黙を続けている。

中国碧桂園、期日通りにオフショア債の支払い履行する公算小さい (1)

原題:CDS Panel Asked to Rule on Potential Country Garden Swaps Payout(抜粋)