▽サウジ、COP28合意を支持 石油輸出に影響なし<ロイター日本語版>2023年12月14日午前 1:01 GMT+98時間前更新
[ドバイ 13日 ロイター] – サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は13日、同国は国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)の最終合意を支持すると述べた。
サウジ国営テレビのアルアラビアとのインタビューで「今ある合意では、(化石燃料の)即時的かつ段階的廃止という問題は葬り去られた」とし、サウジの石油輸出には影響を与えないとの認識を示した。
COP28では、約200カ国の代表が最悪の気候変動を回避するために化石燃料からの脱却を進めることで合意。ただ、石油・ガス・石炭の「段階的に廃止」を成果文書に盛り込むよう求める動きに対し、サウジを中心とする石油輸出国機構(OPEC)は特定の燃料に言及しないよう求めていた。成果文書は「公正かつ秩序だった公平な方法でエネルギーシステムにおける化石燃料からの脱却を図り、2050年までに(温室ガス排出の)実質ゼロを達成する」とした。 もっと見る