▽デサンティス氏、サウスカロライナ州予備選に照準 ヘイリー氏に圧力<ロイター日本語版>2024年1月18日午前 6:13 GMT+9
[17日 ロイター] – 11月の米大統領選に向け共和党候補指名を狙うデサンティス・フロリダ州知事は2月24日に実施される南部サウスカロライナ州予備選に照準を合わせ、来週23日の東部ニューハンプシャー州予備選での勝利をほぼ断念する見通し。
世論調査の平均では、ニューハンプシャー州の有権者でデサンティス氏に投票する計画との回答はわずか6%。一方、トランプ前大統領は43%、ヘイリー元国連大使は約30%。また一部の世論調査は、ヘイリー氏とトランプ氏が接戦を繰り広げている様子を示している。
デサンティス氏の陣営の幹部はロイターに対し、サウスカロライナ州予備選について、「ヘイリー氏が地元州で勝利できなければ、彼女は終わりだ」とし、デサンティス氏がサウスカロライナ州に注力している報道を確認した。
デサンティス氏は共和党の大統領候補指名争い初戦である15日のアイオワ州党員集会後、ニューハンプシャー州に向かわず、サウスカロライナ州入りした。
世論調査の平均では、サウスカロライナ州でのトランプ氏の支持は約55%、次いで同州で州知事を務めたヘイリー氏は約25%。デサンティス氏は12%。
15日のアイオワ州党員集会では、トランプ前大統領が圧勝。デサンティス知事は多くの時間とリソースをアイオワ州での選挙運動につぎ込み、2位に付けたものの、トランプ氏に大きく引き離されている。ヘイリー元国連大使は3位だった。