31日から国会の代表質問が始まった。昨日は野党第1党の立憲民主党・泉健太代表の質問があった。どんな論戦を挑み、岸田首相がどう答えたか?今朝、ネットでニュースを調べたのだがほとんど報道されていたない。パーティー券疑惑に能登半島地震、信頼回復に向けた自民党の政治刷新の動き。国際的にもウクライナ戦争やイスラエル・ハマス戦争に加え、北朝鮮の相次ぐミサイルの発射など情勢は日々緊迫しつつある。そんなことを考えながらネットで主要メディアのニュースを検索してみたのだが、代表質問に関する報道はほとんどない。そんな中YAHOOニュースで日刊スポーツと朝日新聞デジタルの記事を見つけた。とりあえず何も報道しない主要メディアに代わって両記事の中身を紹介する。まずは日刊スポーツ。タイトルは「『異次元の裏金だ』立民泉健太代表、自民党裏金議員の辞職要求『国民はおにぎり1個万引で逮捕』」
「総理、一般国民は生活苦で、おにぎり1つ、万引しても逮捕をされます。裏金議員に道義的、政治的責任があるというなら、自民党総裁として、すべての裏金議員に辞職を求めてはどうですか」。思わずその通りと相槌を打ってしまった。一般庶民は本当に「おにぎり1個」で逮捕されるのだ。これに引き換え裏金はノーズロだ。規制なんて関係ない。やりたい放題。おにぎりを何十個、何万個、いや何十万個万引きしても、国会議員であれば逮捕されることはない。これが法治国家か。思わず昔どこかで聞いた“ノーズロ”という言葉が頭に浮かんだ。いまではこれを口にした途端セクハラでアウトだろう。一般庶民は言葉一つで排除されるが、政治家は法律に違反しても罪が問われない。これが長期政権で作り上げた自民党の“功績”なのだろう。泉代表の質問をそのまま引用しよう。
「そもそも自民党の腐敗は顕著だ。広島で多くの自治体議員を買収した河井事件、IR関連事業者と癒着した秋元事件、有権者にカニやメロンを配った菅原事件、養鶏業から賄賂を受け取った吉川農水大臣事件、収入不記載で辞職した薗浦事件、昨年も風力発電業者と癒着した秋本事件、そして現在も進行中の選挙違反の柿沢事件。秋本、柿沢両氏は逮捕されている。十分過ぎるほど異常な状況ではないか」。異常を通り超している。朝日新聞デジタルには以下の指摘があった。「泉氏はこの日、自民党全議員について、政治資金収支報告書の不記載があるのかどうか、自己申告にもとづく調査を行い、2月5日の予算委員会の前までに提出するよう改めて求めた」と。これに対する岸田首相の答弁は「党として早急に関係者への聞き取りを行う」、たったこれだけ。責任感も緊張感ない。政治の刷新、自民党には無理だろう。
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