英総選挙、野党・労働党が圧勝へ 保守党1世紀ぶりの大敗か=ユーガブ調査

[ロンドン 3日 ロイター] – 英国で7月4日に実施される総選挙で野党・労働党が圧勝し、与党・保守党は過去約100年で最大の敗北を喫する可能性が高いことが3日、市場調査会社ユーガブの調査で分かった。

ユーガブは5万8000人以上を対象に調査を実施。その結果、労働党は422議席を獲得し、トニー・ブレア元首相が率いた1997年の総選挙より大きな差で勝利する可能性があることが分かった。

保守党の獲得議席数は140席にとどまり、1906年以来の大きな敗北となる見通し。また、スナク内閣で国防相を務めるグラント・シャップス氏ら保守党の重鎮が落選する可能性が高いことも示された。

世論調査では、一貫して労働党が保守党を約20ポイントリードしている。