Nancy Cook
- ホワイトハウス返り咲きの場合の要点は「低金利と低課税」
- 台湾防衛など長期にわたる米外交政策方針にも疑問を呈する姿勢
11月の米大統領選でホワイトハウス返り咲きを狙うトランプ前大統領は、ブルームバーグ・ビジネスウィークとのインタビューで、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の任期満了前に解任を目指さない考えを示した。
台湾を中国の脅威から防衛することなど、長期にわたる米外交政策方針にも疑問を呈する姿勢を示した。
トランプ氏は私邸があるフロリダ州パームビーチの会員制高級リゾート「マールアラーゴ」で、1時間半にわたり米経済やビジネスの現状、ホワイトハウス復帰の場合の自身の政策課題など広範囲の話題についてインタビューに答えた。
インタビューは、15日に開幕した共和党全国大会でトランプ氏が同党大統領候補に正式指名される数週間前に行われた。
トランプ氏はその中で、自身の経済課題の要点は「低金利と低課税」だとし、「事を成し遂げ、ビジネスを米国に回帰させる多大なインセンティブがある」と話した。
FRBに対しトランプ氏ができることとできないこと-返り咲きの場合
原題:Trump on What He’d Do With Taxes, Tariffs, the Fed and More (Correct)、
Top Takeaways From Businessweek’s Interview With Donald Trump(抜粋)