▽米、イスラエルを防衛 イランが攻撃なら=大統領補佐官<ロイター日本語版>2024年8月28日午前 6:09 GMT+9

米、イスラエルを防衛 イランが攻撃なら=大統領補佐官

[エルサレム 27日 ロイター] – 米ホワイトハウスのカービー大統領補佐官は27日、イランがイスラエルを攻撃すれば、米国はイスラエルを防衛すると改めて表明した。

カービー氏はイスラエルのチャンネル12に対し、攻撃の可能性を予測するのは難しいとしながらも、米政府はイランのレトリックを深刻に受け止めているとし、「イランに対する米国のメッセージは常に一貫している。第1にイスラエルを攻撃するなということ、第2に攻撃が行われれば米国はイスラエルを防衛するということだ」と語った。

中東情勢の緊迫化を受け、米国は中東地域に2つの空母打撃群を維持しているほか、F22戦闘機を追加配備。カービー氏は、イスラエルとこの地域に展開する米軍を防衛するために、必要な限りこの態勢を維持すると述べた。

パレスチナ自治区ガザの停戦協議については、「建設的」に進められているとし、向こう数日中にカタールの首都ドーハで一段の協議が行われることを期待していると言及。イスラム組織ハマスが作業部会の討議に参加していることに触れ、誰も協議から完全に離脱していないことは歓迎すべきことだと語った。

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