By 清水律子
[東京 29日 ロイター] – 日本製鉄(5401.T), opens new tabは29日、米鉄鋼大手USスチール(X.N), opens new tabの2つの製鉄所に対し、追加投資を行う計画を発表した。これまで公表している2026年までの追加投資14億ドルを超える投資となる見通し。
モンバレー製鉄所(ペンシルベニア州)に対しては、少なくとも10億ドルの投資を行うことで、製品品質や操業効率全体の向上等を通じて、高級鋼の供給能力を増強するとともに競争力を強化する。また、ゲイリー製鉄所(インディアナ州)には約3億ドルを投資して第14高炉を改修する。これにより、今後20年程度、設備の稼働延長を期待しているという。
日鉄はこれまで、26年までに14億ドルの投資を約束・公表していたが、これを超える投資となり、27年以降も投資が続くことになる。