ニューラリンクの視力戻すインプラント、米FDAが「画期的」指定

[17日 ロイター] – 米実業家イーロン・マスク氏が創設した新興企業ニューラリンクは17日、視覚障害者の視力回復を目的とする埋め込み機器(インプラント)が米食品医薬品局(FDA)の「画期的医療機器」指定を受けたと発表した。

この指定は、生命を脅かすような健康状態の治療や診断を提供する特定の医療機器を対象としており、機器の開発や検証のスピードを速める狙いがある。

指定された機器は「ブラインドサイト」と呼ばれている。マスク氏はX(旧ツイッター)に「両目の視力と視神経を失った人でも見えるようになる」と投稿した。

ニューラリンクにブラインドサイトの臨床試験開始時期の見込みを尋ねたが、回答はまだない。