石破茂内閣の発足を受け、朝日新聞社は10月1、2日、全国世論調査(電話)を実施した。内閣支持率は46%で、不支持率は30%だった。現行方式で調査を始めた2001年の小泉純一郎内閣以降、発足直後の内閣支持率としては、岸田文雄内閣の45%に次いで、2番目に低かった。一方、不支持率は、麻生太郎内閣の36%に次ぎ、2番目に高かった。

 石破内閣の支持・不支持を男女別にみると、男性は不支持が37%で、女性の24%より高めだった。年代別でみると、18~29歳は支持が33%、40代は34%と低めなのが目立った。

 岸田氏の今年8月の退陣表明後の内閣支持率は23%。今回の石破内閣の支持率はそれを上回ったものの、無党派層では、支持は35%、不支持は32%と割れた。

 衆院選の比例区投票先について「仮に今、投票をするとしたら」と断ったうえで聞いたところ、自民36%、立憲16%、維新9%、公明5%、国民民主4%、共産3%、れいわ2%、参政2%などだった。

 自民は昨年10月から今年7…

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