今週の野党
選挙戦略や党運営、重要政策を巡る方針と、さまざまな懸案に関する野党幹部らの発言を採録した「今週の野党」をお届けします。
スカスカ
立憲民主党・野田佳彦代表
まれにみるスカスカの所信表明ではないか。自民党総裁選のときには極めて具体的に熱っぽく語っていたことが全然入っていない。(衆院選で)何を問うのかが本当に分からなくなった。
(4日に記者団に、石破茂首相の所信表明演説を評して)
やる気がない
立憲民主党・小川淳也幹事長
国会論戦から逃げず、課題に正面から向き合い国民の負託に応えることを強く要求する。9日間で閉じることはやる気がないのと同じだ。
(1日の衆院本会議、臨時国会会期の採決に際しての反対討論で)
協調は考えぬ
日本維新の会・馬場伸幸代表
「与党過半数割れ」と「野党第一党の議席」は両立する。選挙については、それぞれの政党が独自で努力をすべきだ。協調してやることは考えていない。
(3日に記者団に、次期衆院選の2つの目標について)
限定的に
共産党・田村智子委員長
立憲民主党が「市民と野党の共闘」が積み重ねてきた到達点を否定しているもとで、共闘の条件は基本的には損なわれたということを率直に表明しなければならない。地域によっては、これまでの経緯などを踏まえて対応することはありえるが、限定的にならざるをえない。共産党を躍進させることにあらゆる力を集中し、必ず躍進を勝ち取ろう。
(9月30日の党第3回中央委員会総会、次期衆院選での野党共闘に関して)
長い政党名
教育無償化を実現する会・前原誠司代表
この長い政党名にかける思いは、並々ならないものがあった。教育予算を倍にして教育無償化を実現する。それが維新の柱の一つなんだと多くの方々にしっかり訴える。
(10月3日の記者会見、日本維新の会への合流にあたって)
※次期衆院選が間近に控えていることから、しばらくの間休載します。