エヌビディアが最高値、時価総額3.39兆ドル 首位アップルに迫る

[14日 ロイター] – 14日の米国株式市場で半導体大手エヌビディア(NVDA.O)が最高値を更新し、時価総額で首位のアップル(AAPL.O)に迫った。

エヌビディアは2.4%高の138.07ドルで取引を終了。現行の人工知能(AI)半導体と次世代品への強い需要を期待した買いが広がった。

同社は6月に一時、時価総額が世界首位となったが、その後マイクロソフトに抜かれ、数カ月にわたり3社の拮抗が続いている。

14日の株価上昇を受け、エヌビディアの時価総額は3兆3900億ドルとなった。アップルの3兆5200億ドルに迫り、マイクロソフトの3兆1200億ドルを上回った。

TDコーウェンはエヌビディアの目標株価を165ドルに維持し、最も買いを推奨する「トップピック」銘柄に指定。同社の現行世代AI半導体に対する需要は依然強いとの見方を示した。