[東京 20日 ロイター] – 20日の東京株式市場で、KADOKAWA(9468.T)が急騰している。前日は取引時間中にソニー(6758.T)が買収に向け協議をしているとの報道があり、ストップ高水準での配分で終えていた。株価は一時17%超高の4410円に上昇。18日終値比では40%超の上昇となる。
ロイターが19日に2人の関係者の話として報じた。交渉が成立すれば数週間以内に契約になるという。野村証券は19日付レポートで「仮に事実とすればソニーグループのアニメ・ゲームの強化につながる動き」と指摘した。ソニーグループの株価は4.5%高の3070円に上昇した。
ソニーグループは電機メーカーから映画や音楽、ゲームといったエンタメや半導体など多くの事業を手掛ける複合企業に転換しており、エンタメ分野で傘下企業を増やしたい考え。