Ania Nussbaum
- 極右RNが左派連合支持に回るのは「考えられない」との見方示す
- 2027年の任期満了前の大統領辞任はしない方針-一部野党が要求
フランスのマクロン大統領は、4日に予定されている国民議会(下院)での不信任投票を、バルニエ内閣は乗り切れるとの見通しを示した。極右・国民連合(RN)を実質的に率いるルペン氏は、左派連合と手を組んで内閣打倒を目指すとみられている。
マクロン氏は訪問中のリヤドで、記者団に対し、RNが不信任案を支持することは「耐え難いほど皮肉な投票行為」だとして、「彼らが左派連合の動議に賛成票を投じるとは考えられない」と述べた。
また、マクロン氏は、一部の野党議員が要求している2027年の任期満了前の大統領辞任はしないと述べた。
原題:Macron Says France’s Government Can Survive No-Confidence Vote(抜粋)